主力サファリ側が
目論む青写真
仰天「姫セン」を
「姫サファ」に?
内部告発
姫路セントラルパーク(通称:姫セン)は、ご存知の通り「サファリパーク」と「遊園地」、二つのエリアで構成されている。一度の来園で二度オイシイ、日本では稀有な巨大アミューズメントパークである。ただし、関西にお住まいの方に姫センをご存知ですかと質問すると大抵、サファリパークですよね?といった間違えた回答が返ってくる。サファリパーク形式の動物園が近県に存在しないからか、遊園地よりもサファリのイメージが先行しているのが現状のようである。
そんな中、姫センのサファリエリアを担当する部署、通称「動物部」がそんな「一般的なイメージ」に乗じて、「イメージ」どころか「実」にしてしまおうと企んでいるという。以下、我々が今回匿名を条件に接触することに成功した「動物部」従業員たちのタレコミ、いわゆる「内部告発」の一部始終、である。
ヒメシュンホーです。
実際にどんな動きを「動物部」上層部が?
「カタチから入るのって、大事じゃないですか。ゴールがはっきりするといいますか」
ええ。ってことは、まずは全体マップの構成、ですか。サファリエリアを拡張していくと?
「名前です。“姫路セントラルパーク”から“姫路サファリパーク”に」
思ってた以上に、カタチから、ですね。
「さらに、」
さらに?
「“姫セン”を“姫サファ”に」
名前から、
いっこうに抜け出せていないんですね。
遊園地側がこの動きを全く問題視していないのも、頷ける。実際今回の「内部告発」インタビューが遊園地側の会議室で行われたのも、合点がいったのである。